労務的な仕事内容
弁護士は、事件を解決して、依頼者に満足してもらって、お金をもらう。 その意味では、労務的な仕事内容だ。 労務の内容は、それぞれによって、異なる。 契約書のチェックをする労務もあり、法廷に立って弁論をする労務もあり、準備書面を書く労務もある。 被告人の代わりに、被害者に詫びを入れに行く労務もあれば、示談をまとめる労務もある。 いずれも、人間が自分の手によっておこなう、大事な労務である。 ただ、それは労務であるから対価を受け取ると同時に消滅する。 この労務が、放っておいても価値を生み出してくれる、ということはない。 労務は、一回終了すれば価値が消滅する。 ノウハウや経験という意味では、なにかが残るとも言えるが、それは、主観的なものにとどまる。 しかし、労務の提供が弁護士のすべてだろうか。 弁護士の仕事において、資産を構築する、ということは不可能だろうか? 一度作成した資産から生じる利益を享受するということは、弁護士として不可能だろうか。 こころみてもよいことではないだろうか、と思う。 弁護士ならではの、オリジナルな資産構築である。 たとえば、古典的なところでは、本を書くというのは、ひとつの資産構築であると思う。 本は、一度、書いてしまえば、印税のほかに、本を読んだ人からの依頼や、本をだした人間であるということによるリスペクトなど、いろいろな利益を受けることができる。- 次のページへ:グレーな金利が過払い金
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